2006.12.04

X01HT アップデート

X01HT のアップデートがある、というので入れてみた。

結果は、ROM バージョンが 1.33.761.4 に上がっただけで、ビルド番号などは変わっていない。ので、AKU も 2.6 のまま。ちょっと期待していたのだが、残念。HTC も AKU 3.x のデバイスを数種類リリースしたようだが、古いデバイスは対応しないのかもしれない。

X01HT を使い始めて一ヶ月くらいであるが、概ね気に入っている。

  • W-ZERO3[es] よりも動作が速い。
  • 電話としての使い勝手も合格点。

アンテナが弱いのが一番の弱点か。千葉の金谷では通じず。神奈川のはやまでは一本で、室内に入ったら通じなくなった。同じ場所で FOMA は三本立つ。全体としてもとの電波が弱いのか、室内に弱い感じ。ただ FOMA が弱い自宅では X01HT の方がよかったりもする。

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2006.11.24

X01HT から DEH-P810 への電話帳転送

X01HT と DEH-P810 の Bluetooth 接続について のさらに続き。

X01HT から DEH-P810 へ数件電話帳を転送してみたが、

090-1111-2222

090 1111 2222

となる。さらにここで DEH-P810 から電話をかけると 090 へかけてしまいかからないし、この番号から着信しても合致しないため名前は表示されない。どちらが Bluetooth プロトコルに違反しているのかは定かではないが、残念。

P902i は Bluetooth での電話帳全件転送に関するアップデートがリリースされた模様。DEH-P810 のアップデートの気配はない。

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2006.11.06

X01HT と DEH-P810 の Bluetooth 接続

前回X01HTDEH-P810 の Bluetooth 接続についての訂正。

電話をかけたり、かかってきたりすると 5~6 秒後に接続される。が、車に乗って通信圏内に入るだけでは自動接続はされない。

DEH-P810 の Bluetooth 対応携帯電話動作確認一覧 にはまだ掲載されていない模様だが、パイオニアの Bluetooth スタックは少し癖がありすぎなのかもしれない。

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2006.11.02

X01HT v.s. W-ZERO3[es]

X01HT が優れている点。

  • HW の質感が優れている。価格差があるんだから仕方がない、という見方もできるが、台湾製の HW の方が質感が高い、というのは HW の日本家電としては残念。
  • 小さい。腰のポケットに入れて座っても違和感がない。
  • USB で充電できる。W-ZERO3[es] も電源を切ればできる、という話を聞いたが、何が悪いのか充電できていない模様。W-ZERO3[es] の安っぽく閉めづらいコネクタカバーと合わせて、ケーブル一本ですべてがすむのは嬉しいし、外出先でも電源を確保しやすい。
  • 体感は X01HT の方がだいぶ速い。W-ZERO3[es] は Intel PXA270 416MHz、X01HT は Samsung 400MHz。速い理由はないのだが、液晶解像度が小さい (W-ZERO3[es] は VGA、X01HT は QVGA) のが効いているのかもしれない。以前コードを書いた経験からすると HW なのか OS なのかは不明だが Pocket PC の画面描画はかなり遅いので。解像度の低さは、解像度によって表示文字数が変わるわけではない Pocket PC の設計と合わせて個人的にはまったく気にならないので、これは良い。
  • Bluetooth。車に付けている DEH-P810 は少し癖のある Bluetooth スタックのようで P902i はいくつか問題があったが、X01HT は今のところ順調。なぜシャープが Bluetooth を付けないことにこだわり続けるのかは相変わらず疑問。
  • 連絡先から電話をかける場合。W-ZERO3[es] もがんばっている感はあるものの、違和感がある場合が多い。たとえば連絡先を選択した状態で [電話をかける] ボタンを押してしまうと、通話に持っていくのは難しい。通話よりもライトメール優先のデザイン。X01HT は MS 製のようで、素直に使える。
  • W-ZERO3[es] は着信時に、番号だけで名前が表示されない場合が何度かあった。何が原因でそうなるか不明だが、これもかなり困る。X01HT は今のところ大丈夫。

W-ZERO3[es] が優れている点。

  • 大きさと両立しない話ではあるが、テンキーはやはり便利。連絡先から人を探す時にテンキーで文字入力して検索できるので電話する時にタッチスクリーンを使わないで済む。ただし会社名は探せない模様で、店を探す時などは困る。
  • Today 画面 (初期画面) で左右キーを押すと着信履歴、発信履歴に行ける。履歴を確認したり、履歴から電話をかけることは多いので、これはかなり大きい。

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2006.11.01

SoftBank X01HT 購入

SoftBank X01HT を購入。ソフトバンクの料金体系は複雑怪奇でなかなか理解ができない。12ヶ月で機種変更したらどうなるか聞いたら、元の価格が 71,000 円くらいで、それを 24 回分割払いして月々の支払いをソフトバンクが補填している形なので、12回目で機種変更するならその時に半額を支払うことになる、という話。使っていれば補填が効いて月々690円なので、12ヶ月で機種変更した場合、

690 * 12 + 35,500 = 43,780 円

という計算になる。それでも DoCoMo hTcZ の 72,765 円よりはだいぶ安い。

MNP で番号を変えずに、というのも考えたけど、仕事上の理由により FOMA も残しておきたかったので新規で購入。

通話用とデータ用を一台にするために購入したので、しばらくきちんと電話として使ってみる。

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2006.10.21

X01HT

SoftBank X01HT を店頭で触ってきた。

  • 思っていたよりも小さく、携帯しやすそう。
  • 方向キー、決定キーも押しづらく、テンキーがないことも含めて閉じた状態で使う携帯としては W-ZERO3[es] よりも使いづらそう。
  • W-ZERO3[es] よりもレスポンスがいいようだ。
  • AKU のバージョンは 2.6 で、W-ZERO3[es] の 2.3 よりも少し新しい。Windows Mobile 5.0 は AKU のバージョンで割と細かい中身が変わる。3.0 になると AJAX も動くらしいが、3.0 ではなかった。AKU の詳細はこちら (英語)
  • AKU 2.x ではあるが、各所の話題を見てみると Exchange Direct Push は動作しないらしい。近日中に対処する、との話ではあるが。
  • AKU が違うからか、実装ベンダーが違うからかは不明だが、電話帳から電話への連携は W-ZERO3[es] よりも使いやすそう。電話帳のリストページから発信ボタンで素直に発信へ流れる。

W-ZERO3[es] から乗り換えないだろう、と思っていたが、触ってみると FOMA + W-ZERO3[es] を両方やめてこれ一本というのも選択肢に上がってきたくらいにいい感じの出来だった。

  • W-ZERO3[es] を携帯として使っていると、数字キーで電話帳のふりがな検索をすることが多く、メインの電話機として使うのに数字キーがないのはどうだろう?
  • Vodafone の友人からは圏外が多いと聞く。どれくらい改善されていくだろう?
  • Bluetooth で PC のモデムとして利用できない、というのも随所で話題になっているようだが、これって USB でつないでも PC モデムにはならないのか? あまり使わないとは思うけど、FOMA も MNP で乗り換えてしまえ、と思うとちょっと心配。
  • 連続待受時間は短いんだろう。カタログスペックでは、W-ZERO3[es] とほぼ同じ、P902i の半分。メインの電話機として使うにはちょっと短いか?

買わないだろうな、と思って触ったけど、ちょっと揺れている。

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2006.08.09

メイリオ (Meiryo) の斜体

Windows Vista の新しい日本語フォント メイリオ (Meiryo) で斜体ができない、という問題はいくつかの blog に掲載されているが、どうやらこれが仕様らしい。

MS の Technical Lead である Michael S. Kaplan の blog によると、日本語の斜体は「really violates Japanese traditions」――日本語組版の伝統に反するため、斜体指定がされても斜体にならない、と言う。

MS がようやく真の太字に対応すると決めたことには大きな拍手を送りたい。真の斜体にも期待したが、コストや期間の面でできないことがあることは理解する。しかし斜体禁止、ユーザーが指定しても無視する、という仕様はいかがなものか。伝統、と言われるほど古い時代はいざ知らず、現代日本語組版において斜体の利用は常識の範囲内だ。ワープロに限らず、ビジュアル系の雑誌でも多用されている。

書体を一つ作るには、知識の深い専門家の助けが必要なのは確かだ。伝統と現実の境界で、どちらに倒すかの判断をたくさんしなければならない。80% の人が間違える誤字があったとしても、正しい字を入れる、という部分で伝統に倒すのは正しいと思う。しかし斜体禁止はやりすぎだと思う。

出荷までのあと数ヶ月内に MS がその間違いに気が付いてくれることを強く願う。真の太字は MS 社内で長く議論されながらも、一度出荷してしまったフォントの変更が互換性の面から難しく、実現までに 10 年以上もかかった。これでこのまま Meiryo が出荷されてしまえば、これを正すのにまた長い年月がかかるであろう。

追記 : こちらの Wiktionary 外来語の表記 によると、MacOS, Linux, Unix でも最近のものは和文の斜体が存在しないらしい。原因が書体の属性にあるのか、OpenType 規格にあるのか、フォントのラスタライザにあるのかは不明だが、真の斜体がない英文フォント Tahoma では擬似斜体がかかるので、どこかで日本語において斜体を禁止するよう決めたのであろう。

より広くの一般ユーザーに使われる Windows でもそれがこのまま引き継がれるとしたら、残念だ。ユーザーの希望に応えるため、アプリケーション側で斜体をかける開発がさらに行われ、アプリケーションによってできる、できないの挙動が変わってくれば、無駄な開発とユーザーの混乱、サポートコストの増加は予想されても、メリットは何も見つからない。

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2006.03.20

Vista Media Center

Vista が Toshiba M200 の NVIDIA Fx Go5200 (WDDM) で安定したところで Media Center を起動。やっぱり真っ黒。音はしているけど、DWM との相性が悪いのか。

画面を 16bpp に変えて DWM をオフにしてから起動すると、一応表示される。さらっとひととおりメニューをさらってみるが、LAN 内の別の MCE に簡単に接続するような機能は見当たらず。このあいだ Steve Jobs が Intel Mac Mini で Bonjour を使って iTunes の内容をシェアするデモ をしていてそんなものを探したが、少なくとも現在のビルドには見当たらない。Vista Media Center で Windows Media Connect などを統合し、家庭内メディアサーバーに対応すると謳っていた記憶があるが、まだ入っていないようだ。

ちなみに M200 の現在の System Performance Rating は 1。これで Media Center を動かそう、というのがそもそも無茶かもしれない。

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2006.03.16

Windows Vista on Toshiba M200

Office 12 Beta 1TR が出たのでアップグレードしようとしたら、Office 12 Beta 1 をアンインストールできない。Vista には入れるな、と書いてあったのを無視した報い。DWM をオンにしてから具合が悪かったのもあり、Toshiba M200 に Vista を再インストールした。

で、今度は nVIDIA driver 87.15 を入れる前にもうちょっと安定したドライバはないかな、と標準ドライバの一覧を探してみると、実はそこに nVIDIA Go FX5200 (WDDM) がリストされていた。"Update Driver Software" で

  1. "Browse my computer for driver software" をクリック
  2. "Let me pick from a list of device drivers on my computer" をクリック
  3. "Show compatible hardware" をクリックして off にする
  4. "Manufacturer" で NVIDIA をクリック

で無事 "NVIDIA GeForce FX Go5200 (WDDM)" が表示される。PnP で認識されないだけ。これであとは画面を 32bpp に戻してやれば DWM が動く。少し使った感じでは、87.15 よりもずっと安定しているし、速い。灯台下暗し。前のドライバでは Media Center を起動したら真っ暗になったし、WMV の再生ではコマ落ちしていたので、ちょっと期待。

とりあえず Office 12 Beta 1TR を入れてからいろいろ試してみる。

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2005.12.02

HP iPAQ hx2190

HP iPAQ の WM5 版 も出た。VGA モデルはまだだけど、VGA のいらない人にとっては DELL Axim X51/X51v より廉価版モデルが揃っている。無線 LAN、Bluetooth、SDIO、CF と全部入りの hx2190 で 36,450 円。無線 LAN だけでいいなら rx1950 が 24,990 円。US HP では昔からフルキーボード付きモデルとかもあるが、日本では出す気配がない。アクセサリー でも 便利そうな Thumb Keyboard とかがあったりするがこれも日本では売っていない。この辺の読みが W-ZERO3 とはまったく逆で面白い。

W-ZERO3 と、楽天の TBS 買収に共通項があるような気がする。Technology geek 達はずっとほしがってた。でもお互いの権益が絡んで中途半端になりそうだし、じゃあ、楽天では TBS しか見られないの? みたいな微妙な部分がある。WILLCOM のサービスエリア外では、W-ZERO3 には Bluetooth も CF も SDIO もないので、一切接続ができなくなる。

どうせエリアが狭いなら、256kbps に月 10,000 円払うよりも公衆無線 LAN に加入して Skype を使い、エリア外では FOMA でいいや、という解もある。当面 WILLCOM よりもさらにエリアは狭いのだろうが、より可能性を感じるし、エリア外でも「使える」というのは大事。インターネット無料放送の Gyao は、道のりはちょっと長そうだが、正しい第一歩の気がする。あるいは Yahoo! や MSN は、特定の放送局と結びつくよりも広くコンテンツを集めることを考えると言う。

通信に絡んでこれだけ大きな動きが出てきて、そこに消費者としての選択の余地があることは喜ばしい。それだけ技術が進み、かつ普及期にも入りつつあるということなのだろう。WiMax、802.11n、Wireless USB と通信関連の技術発展はさらに目白押しで、楽しみな限りだ。

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W-ZERO3 価格発表

W-ZERO3 の価格が出た。WILLCOM STORE で W-SIMカードとのセット購入で新規加入の場合、39,800 円(年間契約同時加入)~42,800 円(年間契約なし)。機種変更の場合 39,800 円(10ヵ月以上)~53,800円(6ヵ月以下)、W-SIMカードなしで端末のみを購入する場合が 45,000 円。

W-SIM なしが予想よりだいぶ安い。機種変更の方が W-SIM なしより高い、というのは、W-SIM なしでもインセンティブが入っているということか。W-SIM スロットは付いているので、後で加入してくれる期待があるのかもしれない。

W-ZERO3 と Axim X51v の比較一覧表を作ってくれた人 もいるみたいで、こうしてみるとかなり強い価格であることがわかる。

PDA とは目指している数が違う」とのこと。PDA の市場を全部食っても、たいしたことない、ということか。ある意味これが DoCoMo の端末だったら合意できる。Bluetooth も CF もなくても飛びつくと思うが、PHS なので、携帯は携帯で手放せない。

W-ZERO3 は USB でつなげばモデムとしても機能する らしいが、64kbps で 6,090 円256kbps で 9,765 円 かかることを考えると、FOMA の 384kbps で パケットパック に入ってしまう方がよさそうだ。定額ではないが、時々メールするくらいなら、安いし速い、という結果になりそうな気がしている。携帯が F900iT なので、近くにあれば X51v や PC から Bluetooth で 384kbps 接続できる。

日常的に使って一体いくらになるのか、というのはやはり気になる。近いうちに試してみたい。

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2005.11.25

DELL Axim X51/X51v

DELL から Windows Mobile 5.0 の PDA Axim X51/X51v が出た。

前出の W-ZERO3 と比べると、SDIO NOW!、CF Type II、Bluetooth が プラス。W-SIM、キーボード、カメラがマイナス。CPU も DELL の方が速いがこれはあまり気にならないし、バッテリのもちにも影響しそうなのでニュートラル。

W-ZERO3 の価格は発表されていないが、2 万円程度の差か? WILLCOM のインセンティブは、日経コミュニケーションによると 2 万円から 3 万円という話なので、それを除外すればほぼ同額になる。

通信定額が気になるなら WILLCOM WX310K で Bluetooth 通信して、Bluetooth キーボード もあるし、というところだが。

PC も PDA も、どの機種も同じようになっているのに、これだけ違う方向性が出るのも珍しい気がする。新しくスマートフォン市場が立ち上がろうとしているせいか。

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2005.11.07

W-ZERO3 and Bluetooth 続き

W-ZERO3 に Bluetooth がないのは失敗では、と書いたが、よく考えるとこれは意図的なのでは、という気もしてくる。

Bluetooth の互換性試験を通すには 1,000 万くらいかかるらしいので、それを避けたという説明も成り立つが、SDIO も USB ホスト も、となってくると意図的なにおいを感じる。キャリアのインセンティブを入れた価格付けをしている W-ZERO3 なので、Pocket PC として使える範囲を限定するために周辺機器との接続を敢えて避けたのかもしれない。

だとしたらこれはこれで残念だと思う。他に方法はなかったのだろうか。インセンティブがどれくらいなのかは知らないが、この端末を買う人が 1 万とか 2 万くらいの価格差で購入を決断するとも思えない。インセンティブを受けずに価格付けして、大きくはないとは言え存在する Pocket PC のマーケットをすべて取ってやる、くらいの気合でもよかった気がする。あるいは一年間解約不可とか。商法上難しいかもしれないが。

前の記事では「買う」と書いたが、W-ZERO3 と、電波の悪いところ用の FOMA、それに Bluetooth & CF 用の Pocket PC を組み合わせて得られるのは、Outlook の電話帳から W-ZERO3 で電話できる、ということだけ。それなら FOMA と Bluetooth & CF 対応の Pocket PC を組み合わせで使えば十分かもしれない。今は Windows Mobile 5.0 日本語版対応の Pocket PC は発表されていないが、W-ZERO3 の出てくる 12 月にはいくつか発表されるのではないかと思われる。

MCE Keyboard が入手できない 時にも感じたが、technical geek 向けの製品なのに、微妙に一般受けを狙ってしまったり、technical geek を過小評価するパターンが多い気がする。

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2005.10.23

W-ZERO3 and Bluetooth

Windows Mobile 5.0 搭載の PHS 端末 W-ZERO3 が発表された。

とりあえず個人的に待ちわびた Windows Mobile 搭載の電話なので買うことは間違いないのだが、改めて仕様を見ていくとなんだかシャープは間違えたのでは、という気がする。

スマートフォンの市場が分からないのでそれを探る、と記者発表では言っていたが、この仕様ではスマートフォンが本来ターゲットとする市場の一部を完全に取りこぼすからである。

普通の携帯も高機能な現在、汎用プラットフォームを採用する利点は開発コストである。端末の開発コストもさることながら、企業が自社システムとの連携を狙う時に、自社専用アプリを作るには汎用でないと困る。DoCoMo M1000 もそこを狙った製品だと思う。

自社専用アプリを作るなら、なんらかの周辺機器との連携が必要になる。バーコードリーダーだったり、IC カードリーダーだったり、といった周辺機器だ。これらの周辺機器のホストとなれないと、ホワイトカラーしかいない会社は別として、なかなか会社全体のシステムの端末にはなりにくい。

W-ZERO3 と M1000 を比べると

  • フルキーボードが付いている。
  • Bluetooth がなく、SD も SDIO ではなくて miniSD。USB mini-B が付いているが、ホストにはなれないらしい。

の 2 点において、W-ZERO3 はスマートフォンの法人市場を自らシャットアウトしたと見ることができる。市場を探るための最初の端末で、なぜ可能性の大きなはずの法人市場をターゲットから外したのかちょっと意図を測りかねる。M1000 は見事なほどに、どちらの市場にも中途半端にアプローチしている。販売実績を調べていけば、今後よりどちらに振っていくべきかが分かるだろう。しかし W-ZERO3 では、社内システムの端末としての市場を探ることはできないと思う。

Windows 系が好きで、周辺機器と縁のないホワイトカラーは買うかもしれない。そういう人にはフルキーボードは○。でも逆にそういう人は、ハンズフリーや GPS などが実は好きだったりする。そういう私も現在 FOMA と iPAQ h2210 を使っていてこれが 1 台になれば、と願っているが、PHS の電波の悪いところで FOMA につないだり、GPS を付けてスポーツメーターにしたりしているので、W-ZERO3 では 1 台にできない。

結構いい線を行っているだけに残念だ。

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2005.06.12

脳と人工知能

脳に関する本を2冊続けて読んだらどちらも面白かった。

海馬/脳は疲れない――東大で脳の研究をしている池谷裕二 と糸井重里との対談形式で海馬について語る本。こちらを先に読む方が面白い。

考える脳 考えるコンピューター――Palm の創設者 Jeff Hawkins がほんとうの人工知能実現のために研究してきた仮説を展開している。上の本と絡みながらも、コンピューター側の観点から見ている。見る場所も、池谷さんは海馬にフォーカスしているが、こちらは新皮質が中心。海馬は無視、と言いながら、最後に関連が出てくる。

Cell とか DirectX 10 の Programmable Shader なんかでこういうのを実現していったら、本当に知能のある PC ができるかもしれない、という気にさせてくれる。人工知能はブームが去ってここのところ停滞気味の感があるが、これから10年くらい面白いかも。

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2005.06.02

TECRA M4

東芝の新しい Tablet PC TECRA M4、ほしいんだけどなぁ。特に日本では売れないみたいですね、Tablet PC。ぜんぜん出る気配がない。

実は先日 M200 を頭の辺りの高さから落としてしまい、内蔵無線 LAN が壊れました。それでもそれしか壊れていない。他は普通に使えている。この辺が東芝だなあ、と思う。ACER とか買っていたら、液晶が回るヒンジとかが壊れていたかも、というくらいの衝撃でした。PC カードをさせば無線は使えますが、ちょっと不便なので聞いてみたら、メインボードと内蔵無線 LAN カードの交換で 10 万円。それなら安いノートが買える、とか思うと、ちょっと二の足。無線も 802.11b だし。

TECRA M4 は M200 とだいぶ近いスペックですが、

  • 光学ドライブ内蔵
  • 拡張バッテリを入れることもできる
  • 802.11a/b/g, Bluetooth 2.0

というあたりがお気に入り。以前外資に勤めていたことがあって、飛行機ではあまり寝られない人なので、メインとしても使えるパワーを持ちながら、拡張バッテリを入れて 6 時間とか持ってくれる TECRA はかなり気に入っていました。英語キーボードでもいいやと決めてしまえば直輸入と言う手もあるのだが。

東芝の修理窓口でちょっと雑談したら、やっぱり Tablet PC は売れないとのこと。キーボードを眺めながら迷う今日この頃。

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2005.05.04

TeraStation 死す

1TB TeraStation を RAID 5 で使おうと数ヶ月前に購入したが、Windows Server のソフトウェア RAID と比べてその遅さに驚き、ただのビデオ ファイルサーバーとなっていた。

Channel 9 の Jim Allchin のビデオ を後で見ようとこれに保存していたら、カチっと音がしたかと思うと TeraStation がオフラインに。あれれっと設定画面を見に行くと、

RAID アレイにエラーが発生しました。
2 台以上のディスクにエラーが発生したため、データを復旧することはできません。

え! ありえるか?

どのディスクに問題があるかも表示してくれない。正面の 4 つの LED は 4 つとも赤。ファームを更新してもだめ。

ディスク アレイを削除してから再起動してみると、正面の 4 つの LED の内、3 つが赤。ディスク 1, 2, 4 が壊れていて読めない。ディスクアレイ削除後だと、それぞれをフォーマットできる。それぞれ順次フォーマットしたら、全部緑に戻ってしまった。ディスクチェックのメニューがあったのでこれも実行してみると、なんの問題もなし。

1 つのファイルを書き込んでいる最中に購入数か月のディスク 3 台に同時にエラー。もちろん可能性はゼロではない。フォーマットしたら直ったのは、、、bad sectors を表示していないだけかもしれないが。いやいや。どう考えても TeraStation のバグの気がする。

作る側として考えてみると、ディスクを外してみたり、というテストはもちろんできるが、実際に書き込み中のエラーのテストとかってテスト環境を作るのが大変そうだ。きっとしていないに一票。

仕事に使ってなくてよかった。とは言え、まだ見ていないビデオもいくつかいっしょにお亡くなりに。

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2005.03.23

Longhorn Networking Chat

Longhorn の Networking は、派手さはないが実は非常に目新しいアイテムが詰まっている。昨年の PDC においても、Networking のプレゼンは空席が目立ち、立ち見まで出ていた Avalon/Indigo/WinFS とはちょっと差をつけられた感じであったが、Avalon/Indigo が XP/2003 にバックポートされ、WinFS が遅れた今となっては、実は一番目新しい場所かもしれない。

SIP による IP 電話をサポートする RTC API は XP にもあるが、WinHEC 版 Longhorn にはこれを強化した System.Collaboration 名前空間が存在した。XP 用の WinFX SDK alpha にあるかと期待したが、これはどうやら Longhorn のみのようである。

先日 MS Windows Networking & Device Technologies の VP と GM が参加したチャットがあり、長い英文なので読むのは辛いかもしれないが、内容は非常に濃い。ざっとまとめると、

  • 新しい TCP/IP スタック
    • 新しいコードベース
    • IPv4/IPv6 フルサポート
      • IPv6 がデフォルトでオン
      • どちらでも通信できる時には IPv6 を優先して利用
      • IPv4 をオフにすることも可能
      • 1 つのスタックになるので、1 つのソケットで両方 listen できる
  • 無線 LAN (WiFi)
    • 新しいコードベース
    • 無線に特化した新しいドライバモデルによる、無線特有機能の提供
    • 新しい API の追加
    • 802.11n
    • より簡単な設定
    • アドホック接続の簡素化とセキュリティ強化
  • Bluetooth
    • 他社が profile を追加できるようにする DDI の追加
    • Audio profile をサポートするが、入れるかどうかは検討中で、Beta 1 までに決める
  • Windows Filtering Platform (WFP)
    • Firewall やウィルスソフトなどの製品を組み込める新しいアーキテクチャ
  • Network Location Awareness API 強化 (NLA2)
    • Online/Offline 状態の検知
    • Internet/社内 LAN の検知
  • 複数 LAN
    • 複数の経路がある場合に、速度や安定性などから正しい経路を選択
  • QoS
    • 家庭での利用を想定
    • Windows Media Center (MCE) の QoS を強化
    • 帯域測定など
    • 帯域が取れない場合に、その理由と対処を知らせる
  • Castle
    • 小さいネットワークで Active Directory を使わないユーザー管理
  • ネットワークデバイスの自動検索
    • Web Services for network devices
    • PnP の拡張で、自動的に検索し、セットアップ
    • UPnP 1.0 デバイスも検索可能
    • UPnP 1.0 よりも高いセキュリティと信頼性
  • P2P Platform の強化
    • Real-time communication のための強化
      • MS で Real-time communication と言うと、Windows Messenger などですが、これが P2P で動くということ?
    • P2P を利用するアプリが out-of-box で使えるようになっている
  • NAP
    • Cisco NAC integration は開発中
  • IPSec 強化

[チャットの記録原文 (英語)]

ネットワークの強化は、それを使ったアプリが出てこないとエンドユーザーには嬉しくないかもしれないが、開発者にとってはかなり魅力的な内容になっている。WinHEC の CTP ビルドが待ち遠しい。

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2005.03.20

ウェブ カレンダー

ビジオの創業者、次の狙いはウェブカレンダー だと言う。確かに発想は面白いかも。

PIM において、メール、住所録、スケジュールが三種の神器であることは間違いないだろう。PDA がまずサポートするのもこの三つだ。

メールは Hotmail でブレークした。住所録はちょっと形を変えて、ソーシャルネットワークとしてブレークした。

ソーシャルネットワーク以前にたくさんのウェブ住所録はあったが、おまけの域を出ず、住所録機能をそのままウェブに載せただけのものは受けなかった。ウェブであることを生かす発想がそれまでのもにはなく、ソーシャルネットワークにはあった、ということだろう。

次のブレークがあるとしたら、ウェブカレンダーなのかもしれない。しかし住所録であったように、Outlook のカレンダーをそのままウェブに出してもブレークしないことは間違いない。住所録がソーシャルネットワークに進化したような進化をカレンダーに起こすにはどうすればいいか。ちょっと面白いテーマだと思う。

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2005.02.18

Longhorn と XP の違い

4 月末の WinHEC で Longhorn CTP が配られる、という話から最近 Longhorn の話題が増えているが、Avalon/Indigo が XP/Windows 2003 に載ることに加え、IE 7.0 が Longhorn から分離されたこともあり、Longhorn って何? という話をよく聞きます。C# MVP の中さんの blog とか。

推測同士で話していても、という気もしますが、Avalon はあくまで API。USER/GDI の置き換えに過ぎず、シェルではありません。

Win95 と NT 3.x を比べれば、同じ Win32 API を持ち、両方で動作するアプリケーションを書けるようにしておきながら、カーネルとシェルはまったく別物でした。

今回は NT 5.x と NT 6.x なので Win9x と比べた時ほどの違いはありませんが、それでもカーネルが異なり、シェルが違えば、十分に違う OS であり、その OS 用に書いたアプリケーションが XP でも動作する、というのは、製品のプランニング上からすれば非常にうれしい。Windows 2000 からカーネルのバージョンが製品名から外れたので分かりづらいですが、

  • NT 5.0 -- Windows 2000
  • NT 5.1 -- Windows XP
  • NT 5.2 -- Windwos Server 2003
  • NT 6.0 -- Longhorn

十分に違うカーネルであることはバージョン番号からも分かると思います。

MacOS 9 から MacOS X になった時も、開発者は早く新しい MacOS X を使いたくても、ユーザーが移行してくるまでなかなか製品は作れなかった。新しい API を使って製品開発をしても、XP ユーザーも対象にできる、という点で、開発者としてはうれしい限りではないかと。

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2005.01.21

MCX のセットアップ

Media Center Extender (MCX) が輸出禁止でキャンセルされた ことを以前に書いたが、購入できている人もいるようなので、別の会社に注文してみた。eVGA NVTV Dual TV Tuner を注文した Space Center Systems で注文してみると、きちんと届いた。以前のキャンセルが間違いだったのか、こちらが間違いなのかは不明だがとりあえずよかった。

MCX をセットアップすると、MCX は MCE にリモートでログインする。この時、MCX1 という新しいユーザーを作り、それでアクセスするようで、他のサーバーにつながらない。いろいろ探して、ログインスクリプトを使えばできるらしいことがわかった。

  1. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] で「gpedit.msc」と入力
  2. ユーザーの構成 - Windows の設定 - スクリプト (ログオン/ログオフ) にある「ログオン」をダブルクリック
  3. [ファイルの表示] をクリックして、表示されるフォルダにバッチファイルを作る。
  4. 上で作ったバッチファイルを [スクリプト名] に設定し、[OK]

バッチファイルは、アクセスしたいフォルダをドライブに割り当てる

net use U: \\<fileserver>\<share> /u:<username> "<password>"

でもいいし、特定のサーバーへ UNC でアクセスできるようにしておきたいなら、

net use \\<fileserver>\ipc$ /u:<username> "<password>"

でもよし。<fileserver>, <username>, <password> はそれぞれ適切なものにしておく。

あとは、アクセスしたいフォルダへのショートカットを作って、

C:\Documents and Settings\All Users\Documents\My Videos

あたりに入れておけば、MCX のリモコンで操作できる。

と、ここまでは順調だったが、再生できる WMV と再生できないものがある模様。なかなか一筋縄では行かない。

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2005.01.15

DVD から MPEG2 へ

Media Center Edition では、複数の DVD ドライブを切り替えられない模様。持っている DVD や撮り貯めたものを DVD に焼いたのを ISO でハードディスクに置いておいて、Daemon Tools で仮想 DVD にして MCE で見る、というシナリオは、1枚の DVD ならそれで見られるのだが、Daemon Tools の切り替えがリモコンからはできず、思ったようにはならない

そこでそれをタイトルごとに MPEG2/WMV にしておけば使い勝手がよい、といわゆる DVD コピーツールを探し始めた。この分野は体験版がある製品が多くて助かったが、結論から言うとどれもニーズには合わないようだ。

InterVideo
DVD Copy
元の MPEG2 を圧縮せずに取り出す機能はない。トランスコードしたり、WMV に変換して取り出すことはできるが、複数のタイトルを取り出すと、結果を全部結合して1つのファイルとして取り出してしまう。
interCOM
DVD Z Copy
やりたいことはできそうだが、途中でクラッシュしてしまう。原因不明。
nero
DVD Recode
スゴ録で作成した DVD-R を認識せず。

DVD Z Copy、nero は何もできず、論外。DVD Copy は、1 タイトルずつ取り出せばなんとか使えるが、WMV への変換は時間がかかるので、かなり面倒。

音楽をハードディスクに入れるようになった流れとハードディスクの大容量化から考えると、映像もタイトルごとに MPEG2/WMV でハードディスクへ、というのは自然な流れの気がして、こんな基本的なことをやるソフトならあるだろう、と思ったが、著作権保護、プレイヤーの持っている機能などからなのか、現状でのニーズは思っていたよりも低いようだ。

時間があれば、作ってしまうんだけどなぁ。最近少し忙しくてその時間がなかなか取れない。

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2005.01.09

Bluetooth Keyboard with Trackball

Media Center Edition が TV につながってから、トラックボールの付いた無線キーボードがあれば、リビングのソファで PC がそのまま使えていいなあ、と思っていたが、なかなかないようだ。

と思ってたら、Motion Bluetooth Mobile Keyboard の 評価記事 があった。セットアップにトラブル、というあたりが気になるが、パッケージとしては期待のものに近い。SP2 でスムーズに動いてくれないとちょっと困るし、どうしようかな、というあたり。

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Pocket PC への回帰

FOMA F900iT を購入して Pocket PC を捨てよう計画 は結局頓挫した。Outlook との同期ソフトが、今までのソフトよりはよいとは言え、やっぱり Pocket PC の手軽さと正確さには到底及ばず、かと言って間違えて電話帳を壊されるのも嫌で、使わなくなってしまったからだ。

で結局、F900iT の他に 前に購入した HP iPAQ h2210 も持ち歩くことにした。ちょっと困ったのは、PC 側を XP SP2 の Bluetooth スタックにしたら、Bluetooth で ActiveSync ができなくなったこと。検索してみるとできている人もいるようなのだが、操作が正しくないのか、日本語版固有の問題か。PC 側に表示される文字列が化けているので、日本語版の問題かもしれない。

でも iPAQ h2210 は CF スロットがあるので、PLANEX の無線 LAN カード GW-CF11X を買って、家ではこれを使い、外では P-in を使うことで、気軽にメールを見られるようになった。うちのメールサーバーは Exchange なので、Pocket PC から直接メールに同期できる。

CES で Pocket PC が Windows Media Center のリモコンになる、という Niveus Pocket Remote が発表。今月発売らしい。作ってみようかな、と思っていた矢先、同じことを考える人はいるものだ。

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2005.01.08

Media Center Edition さらに続き

Linksys Media Center Externder (MCX) を注文した、と 前回書いた が、注文がキャンセルされていた。問い合わせると、なんと輸出禁止製品だと言う。発売当初に注文して購入できた人はいたようだが、その後周知されたと言うことか。暗号化のビット数が問題になるような時代でもないし、どこが輸出規制に引っかかるのか分からないが、残念。

Media Center Edition そのものは、ほぼ順調に動いている。チューナーカードの eVGA NVTV Dual TV Tuner が、ハイキー部分が少し飛んでしまうこと、画質はやっぱりスゴ録の方が上であることあたりはちょっと不満。NVIDIA のサイトを見るとチューナーの調整 UI があるようなことが書いてあるが、見つからない。NVIDIA のドライバページ には NVTV のドライバは見当たらないので、eVGA が対応してくれるまで待つしかないのかもしれない。

オーディオは、これも前回書いた USB Sound Blaster Digital Music PX をつないで、アンプ経由で 5.1ch 出力ができた。

ビデオカードの 玄人志向 GF66-E128LH は、コンポジットでは無事にプロジェクタにつながったが、

  • コンポーネントでつながらない。色が青っぽくなってしまう。
  • プロジェクタ側にはアナログ RGB 入力もあり、これが動けばベストなのだが、4:3/16:9 の切り替えがうまく行かず、とりあえず断念。

コンポーネントも RGB もあるのにコンポジットでつないでいるのはもったいない気もするが、Media Center Edition の使い勝手がよいこと、UI の反応速度が速いこと、ハードディスクのファイル再生が簡単にできることは満足。PC なんだからハードディスクのファイル再生ができるのは当たり前といえば当たり前だが、スゴ録ではできなかったのでうれしい。DVD-R に焼いても、メディアによっては数ヶ月でだめになったりして、不安があったし。

ドラマの録画などは拍子抜けするくらい簡単だ。番組を選んで、「シリーズ録画」を選べばおしまい。スゴ録のように「毎週ですか? 曜日は?」とか聞かれない。EPG を見て勝手に判断してくれるらしい。

やっぱり問題は画質か。DVD や過去に撮った番組はきれいなので、チューナーカードの問題なんだと思う。PCI スロットは余っているから、他のチューナーカードも買ってみるか。

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2004.12.25

Windows Media Center Edition (MCE) 続き

TV パソコンにするのにあと必須なのは、リモコンと TV 出力だ。ヨドバシで聞いてみると、ビデオカードなど自作系のパーツを買う時にいっしょであれば、Media Center Edition (MCE) もリモコンも購入可能であるとのこと。MCE を持っていれば、リモコンだけでも購入可、というので、パーツを買いに行った。

結局買ったのは、

  • ビデオカードの 玄人志向 GF66-E128LH。nVIDIA なら相性がいいと思ったこと、TV 出力やプロジェクタに出すためのコンポーネントにも対応していること、GeForce 6600 搭載カードの中では一番安かったことからこれにした。15,960 円。
  • サウンドを AV アンプに出すため、USB Sound Blaster Digital Music PX。SPDIF 出力ができて、USB のもの。6,980 円。
  • MS 純正リモコン。4,800 円。
で、合計 3 万円弱。

帰ってきてさっそく装着すると、ブート時に I/O card parity interrupt at 1000:8A62 Type (S)hut off NMI, (R)eboot, other keys to continue などと表示される。Google で探してみると、英語のページでどうもこれは DELL GX280 の BIOS の問題らしい、ということに行き当たり、BIOS を更新してみると直ってしまった。

それから、リモコンに付いている TV 電源ボタンの設定がわからない。MCE Forum の記事 によると、人によっては説明書が付いているらしいが、私が購入したのには付いていなかった。幸いこの記事に方法が書いてあったので、これで解決。

これで、デュアルチューナー、DVD プレーヤー、リモコン、TV 出力の付いたりっぱな TV パソコンになった。

さらに調子に乗って、実は録画したものを寝室でも見たいと思っていたので、Linksys Media Center Externder (MCX) を注文。これが来るのは年明けか。HP でも出しているようだが、評価記事が Linksys のものばかり。まだ出荷されていないのかもしれない。米国 amazon.com でも売っていたのでそこで買おうとしたら、日本には配送できないとのこと。Outpost で注文した。

予約録画をいくつか入れてみたが、まだ実際に使い始めていない。サウンドもまだアンプ周りの配線が面倒で試していない。しばらくこれで使ったら、また少しこのブログに書いてみるので、迷っている方はお楽しみに。

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Windows Media Center Edition (MCE)

新しい スゴ録 に興味を引かれつつも、ダブルチューナーじゃないし、などと考えていたが、よく考えてみると私が魅かれる新しい機能のほとんどはソフトウェアであることに気がついた。市場が新しい場合、1 年後にソフトウェアのバージョンアップすることは PC でもよくあるが、10 万も出してハードウェアごと買い替えはしたくない。逆に言えば、今持っているスゴ録の不満もほぼソフトウェアだ。

もう一度 PC での録画生活に戻ろうかと思い VAIO も調べてみたが、VAIO だって添付ソフトウェアのバージョンアップは 1 年もすればできなくなってしまう。MS に文句を言う人は多いが、私はそういう点において国内家電メーカーと MS の考え方の違いから施策が違ってしまう結果になっていることが多いように思う。

閑話休題。これらの不満に加え、Windows XP Media Center Edition 2005 (以下 MCE) には私が切望するキーワード録画機能がある、と聞いて、MCE の導入を真剣に考え始めた。幸か不幸か、MCE は日本では採用例が少なく、メーカー製ではほとんどない。ので、部品を買ってきて組み上げることになる。

本体は少し前に買った DELL GX280。TV パソコンにするには新しすぎてもったいないく、ほんとうはもっと古いのを流用したかったが、フルハイトのカードがさせるミニタワーで流用できるのがこれしかない。

デュアルチューナーのカードを探すと、これが意外に国内では少ない。MCE Forum の記事から eVGA NVTV Dual TV TunerSpace Center Systems で注文した。デュアルチューナーであることに加えて、MCE Forum の記事では割と多くの人が DVD Decoder の選択で困っているのを見た。NVTV は nVIDIA の DVD/MPEG Decoder 内蔵、というので、これさえ入れれば他の心配をしなくてすむと思ったからだ。

カードが来たのは少し前であったが、仕事が忙しく、カードを横目で見ること 2 週間ほどして、ようやくセットアップを始めた。MSDN から MCE をセットアップして、カードをさし、添付のドライバを入れると、何の問題もなく TV も DVD も見られる。デュアルチューナーなどはまだ試していないが、操作感もよいし、もうちょっと本腰を入れて録画パソコンに仕立て上げてみる気になってきた。

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2004.12.19

Virtual Server で Domain Controller

仕事が忙しくしばらくサボっていたが、少し間ができたので、ずっとさぼっていたシステム管理の仕事を少し。

うちは SOHO なので、システムの管理も自分で一通りやる。しばらく気になっていたのが Domain Controller。恒例のソフトウェア RAID でディスクは二重化してあるとはいえ、マシンが落ちれば復旧するまでネットワークが使えなくなる。

また DC にしたマシンは、環境が少し特殊になるので他の用途のサーバーとして使わないほうが無難だ。一番よく遭遇するのはユーザー管理系のトラブルで、DC にはローカルユーザーがなくなる。しかしサービスのセキュリティを高めるにはサービスをローカルユーザー権限で実行したほうがよいので、最近のサービスはそういう設計になっている。このため例えば ASP.NET を DC で実行すると動かない。修正の手段はあるが、それを修正した段階でテスト用のサーバーとしては不適格になってしまう。

これらから考えると、DC は他のサービスをあまり入れない専用マシンを最低 2 台、というのが正しい配置であるが、SOHO でこれはいかにもおおげさ。管理するマシンの台数も減らしたい、というので、Virtual Server への移行を狙っていた。先日 MSDN Subscription に日本語版 Virtual Server が入ったのを見てやりたいと思っていたがようやく時間が取れて実行した。

ソフトウェア RAID のファイルサーバー と Exchange Server 用のサーバーがあるので、それぞれに Virtual Server をインストール。それぞれの Virtual Server に 1 台ずつ DC をインストール。どちらかが生きていれば、DC が動いていることになる。ちょっと心配なのは、両方が落ちた後で元のサーバーが起動する時には、どちらかのサーバーが起動し、その上で動く Virtual Server が起動しない限り DC がない状態になってしまう。DC に DNS/DHCP も入れているので、うまく行くか懸念だったが、元のサーバーが static IP を持っていれば大丈夫な模様。起動時に DC が見つからなくても、後で見つけて動作を継続してくれる。

しばらく運用して、大丈夫そうなので元々の DC も外してみたら、ここでちょっと問題発生。

  • Exchange RPC over HTTP を運用していたが、そのために DC のホスト名をレジストリに書いていたことを失念していたので、動かなくなった。レジストリを直して修正。
  • Active Directory 内では、PDC エミュレータが時計のマスターを果たす。ところが Virtual Server 上の virtual machine はいくら時計を修正しても、元 PC の時計に戻ってしまうようで、うまく行かない。元 PC をドメインの時計に合わせるのではなく、外の NTP サーバーにあわせるように設定しないとだめだった。
まあ、やはりそれなりに問題は出るものだな、という感じ。

しかしこれで PC を 1 台減らせて、かつ DC が落ちた時の不安から解消された。仮想マシン技術はおおはやりのようだが、なるほど便利なものだと実感。さて、またコードに戻ろうか。

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2004.07.19

FOMA F900iT と Bluetooth ヘッドセット続き

FOMA F900iT と Bluetooth の続き。

結局ヘッドセットにしか使っていませんが、Bluetooth については結構満足。運転中とか、話しながら PC のキーボードをたたかなければいけない時とか、かなり便利になりました。

難点は、省電力のためだと思われるが、ヘッドセットの着信ボタンを押してから実際に着信するまでちょっと間があること。だいたいの場合、伝言メモに先に出られてしまう。まあ、かと言って、あまり電池を食われても困るので、これはやむなしか。

それでも Bluetooth オン状態だと、2~3割は余分に電池を食っている気がします。こまめにオフにすればいいのですが、そうすると運転中にかかってきた時に限ってオンにしていなかった、とかがあって。そうすると忘れずにオンにするようにするのですが、だいたいはかかってこないので、またそのうち忘れる、というのを数回やって、結局オンにしっぱなしで使っています。

BLUETAKE BT400 G3 のマルチペアリングについては便利なのだが、切り替え手順は思ったより多く、あまり使えません。ヘッドセット側よりは、PC / FOMA のドライバの問題のようですが。だいたいこんな感じ。

  1. PC とペアリングします。この状態で、PC のヘッドセットとして使えます。
  2. FOMA とペアリングします。この状態で FOMA のヘッドセットとして使えます。
  3. PC に切り替える場合
    1. タスクトレイのアイコンから [BT400 に接続] をクリック
    2. BT400 側でピロピロ音が鳴り、ボタンを押すと PC との接続に切り替わる
    3. PC 側のドライバの問題と思われますが、PC のオーディオ デバイスが自動では切り替わらないので、コントロールパネルから切り替えなければいけません
  4. ここで FOMA に戻そうとすると、
    1. Bluetooth メニューでヘッドセットサービスを停止
    2. 再度 Bluetooth メニューへ行って、ヘッドセットの手動接続を選択

FOMA の手順はこう書くと少なそうですが、Menu - 7 - 7 - 3 とそれぞれ押してやらなければならず、停止にもそれなりに時間がかかるので、なんだかいまいち感。電話がかかってきた後だとできなさそう。

UWB は電力消費が最初は高そうなので技術的には Bluetooth の優勢はまだ続きそうなのですが、ソフトがしっかりしてくるにはもう少しかかりそうです。

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FOMA F900iT と Outlook の同期について続き。

FOMA F900iT と Outlook の同期 について続き。

やっぱりちょっと使っていると、不便なことが目に付き始める。

まず物理的には、USB ケーブルをつないで、同期ソフトを起動して、というのが面倒で、結局なかなか同期しない。充電トレイに USB ケーブルさしっぱなしで PC にもつなぎっぱなし、というのも可能だが、異常に速く電池がなくなるので、使わない時には PC から切断しておきたい。

ソフト的にもまずさが目立ってきた。

  • 同期するたびに FOMA 側の電話番号の順番がリセットされる。ヘッドセットのボタンでかける番号がこれに依存しているため、結構重要。
  • 一度整理したはずなのに、うまく同期できない連絡先がいつの間にか増えている。名前の長さなども影響がある模様。
  • Outlook の予定表をコピーする際にデフォルトの電話の音でアラームが設定されるため、電話が鳴っているんだか予定の時間が来たんだかわからない。

前使っていた F505i は miniSD カードに連絡先を vCard 形式で保存できたので、Outlook 同期ソフトがうまく動かなかったらこれで vCard にして同期するソフトでも作るか、と思っていたのだが、なんと同じ F でも FOMA 900iT にはその機能がなかった。これはちょっとショック。まあ、誰も使っていなかったのかもしれないが。

USB でつなぐと COM ポートになっているようなので、きっとここを OBEX が流れているんでしょう。がんばって試してみればいいのですが、USB ケーブルの電池問題が残ったままなのでちょっと消極的。

Bluetooth の OBEX サポートは予定されていたみたいだけれどもおそらくは期間の問題でカットされた模様。この使えないソフトと付き合いながら、Windows CE ベースの電話が出るのを待ち続けるしかないのか、という結論に落ち着きつつある今日この頃。

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2004.06.27

FOMA F900iT と Outlook の同期

FOMA F900iT購入 の動機になったのはもう1つある。Outlook とのデータシンクロソフト の存在だ。Outlook との同期において、富士通製の端末は他より優れている。Outlook の予定表と連絡先を持ち歩くために Pocket PC を買っている身としては、携帯でそれができるなら少しくらい筐体が大きくても許せる。2台持ち歩くよりはずっとよい。

この手の同期ソフトは以前に携帯 EDDY を試したが、電話帳をめちゃくちゃにされて1度使っただけでお蔵入りとなった。それ以来避けてきたが、そもそもはまったく異なる複数機種に対応するところに無理がある気がするので、富士通製で富士通の端末にしか対応しないソフトならしっかりしているだろうと期待した。

結論から言うと、満足度は高い。一部不具合はあるが、

  • FOMA 側の電話帳も Outlook の連絡先も壊さない
  • 同期後に書き込む前に書き込み内容を確認できるので安心
  • 片方向、双方向など同期のオプションが多彩

といった基本的な設計方針の部分がしっかりしている。この手の同期ソフトはえてして思ったとおりに同期が取れず、予想しない方向にデータをいじられて使ったことを後悔するものだが、書き込み前に確認して気に入らなければキャンセルできる点がありがたい。また片方向、双方向など同期のオプションが多彩なので、最初にマージ オプションで重複がありながらも両方をマージした連絡先を作り、Outlook 側で整理してから片方向同期すればかなり精度が上がる。それでも不具合としては

  • お店など、会社名しか入っていない連絡先は、FOMA で名前が空になる
  • 配布リストを FOMA に空っぽのエントリーとしてコピーする
  • ふりがなにナカグロなどの記号が入っていると、FOMA にコピーした後さらに次の同期で Outlook にコピーしようとする
  • ふりがなに、ひらがな、カタカナ、半角カタカナなどを混ぜて使っていると、FOMA にコピーした後さらに次の同期で Outlook にコピーしようとする
  • メールアドレスに Exchange のメールアドレスが入っていると FOMA に X400 形式でコピーされてしまいメールが送れないアドレスになる

などなど、けして少なくないが、確認、キャンセルしながら一度丹念に整理をすれば同期に使える連絡先一覧が仕上がる。どうにも回避できないのは最後の不具合くらいである。幸い Exchange 形式のメールアドレスは多くはないので、これは致命傷にはならないが、Exchange のメールアドレスが多い人にとってはちょっと致命傷かもしれない。

とりあえず整理をなんとか行いきちんと同期できるようになったので、これで Pocket PC を持ち歩かなくて済むかもしれない。これはかなり嬉しい。

Bluetooth の使い勝手は、いろいろ不思議なところもある。マルチペアリングで一度 PC のヘッドセットとして使った後、FOMA につなぎなおす方法がよく分からない。なんとなく戻っていたり。マルチペアリングは特にそのソフト面においてまだまだ練りが足りない感じがする。ケーブルをつなぎ直すくらいに明確につなぎなおしができればと思うのだが、どうもそういう風にはなっていないようだ。普及が遅れた分投資ができていないのかもしれないが、こんなペースで使えるものに仕上がっていくのかどうか、ちょっと不透明だ。Bluetooth SIG の使用の練りが不足している気がする。Intel はこの辺は得意だと思うので、後発の Wireless USB とどのように切磋琢磨していくのか、楽しみでもある。

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2004.06.26

FOMA F900iT と Bluetooth

FOMA F900iT を購入した。Bluetooth が付いているから買うようなものなので、ヘッドセットもいっしょに、と思ったら2週間待ちとか。そんなに待ちたくないので BLUETAKE BT400 G3 を購入した。富士通は需要予測を誤ったか。あんなにごつい端末を買う人はほとんど Bluetooth 期待で買うんだと思うけど。とりあえず電話のハンドフリーとしては普通に使える。少しノイズが多いか、という感じ。

うちにはさらに Logicool MX900 Bluetooth Mouse のハブがデスクトップにつながっていて、さらに 前述 したが PLANEX の USB Bluetooth アダプタ東芝 Dynabook SS M200 Tablet PC につながっている。BT400 は「マルチペアリング」に対応していて、複数の機器とペアリングできるとのこと。複数存在する場合は、同時接続ではなく最後に通信した相手が優先されるとのことで、とりあえずペアリングを追加。

ちなみに Windows XP SP2 から Bluetooth ドライバがだいぶ強化される 話をしたが、これにはヘッドセットプロファイルもハンドフリーも含まれない。MX900 や PLANEX の USB Bluetooth アダプタに付属する WIDCOMM のドライバには含まれるので、XP SP2 のドライバではなくこちらを入れる必要がある。IMPRESS ケータイ Watch の F900iT インタビューで富士通の人間も言っている が、PC 業界はやっぱり Bluetooth について読み誤った気がする。

PC のサウンドデバイスとして使う場合にも少しノイズが乗る。ヘッドセットプロファイルだとこの辺が限界なのだろうか。

ちなみに WIDCOMM のドライバは、PC 自身がヘッドセットにもなる。F900iT の通話を PC のスピーカとマイクでも使える、ということだ。なんだかややこしくてこんがらがりそうだ。

今日のところは、とりあえず買った、というだけ。使ってみて思うところがあったらまたここに書いてみたい。

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2004.05.15

IPv6 続き

IPv6 本を続けて読んでいる。最初のは IPv6―次世代インターネット・プロトコル。出版が 1996 年と古く、内容も古い部分があるが、軽く読める。技術的内容も多いが、著者クリスチャン・ウイテマの熱意的な部分を感じるためだろうか。
結論がまた感慨深い。「負け惜しみ組は、IPv6 には飴が足りないというだけでなく、鞭も足りないという」と言いつつ反論するわけだが、やっぱり現実はそうなんだと思う。IPv6 にネガティブな感情をあまり持っていないつもりだが、学ぶほどに移行する理由が見えない。もうちょっと勉強すれば見えてくるのかと思いつつ勉強を続けているわけだが、まだ見えない。
IPv6 のメリットの 1 つに Plug-n-Play がある。冷蔵庫に IP アドレスを割り振る時、誰も DHCP を使いたくないだろう、という問題。で、ホームゲートウェイとかって議論が一時期あったわけだが、ADSL 普及がここまで進んだ現在、すべての ADSL ルータは DHCP を持っている。IPv6 組は、当初は必要だったかもしれないけど、今の時勢で考えれば要らないくなったものを整理するべき時期なのかもしれない。
NAT の善悪もよくわからない。1996 年には、NAT は厄介者だったのだと思う。グローバル IP アドレスという概念から考えると、IPv4 のアドレス空間は枯渇する。しかしグローバル IP アドレスは国民総背番号制のようなもので、すべてにユニークな ID を振りさえすれば解決する、という、IPv4 の延長線上の考え方に見える。対して NAT は、それぞれの空間内で独立管理している、村ごとの番号体系じゃないだろうか。村ごとの番号体系に問題があった時、世界番号体系に移行すればいいのか、村ごとの番号体系の連携方法を定めればいいのかは、出発点が大きく違う。セキュリティをほとんど気にしなかった 1996 年には、世界番号体系が魅力的に映ったかもしれない。管理する側には、管理しやすいモデルが魅力的に見えるものだ。
NAT は、出て行く通信に関して村の連携を定めて動作している。外から入ってくる通信に関しては動作しない。しかし世界番号体系を使っても、ファイアウォールがある限りやっぱり動作しない。ファイアウォールが大企業にしかなかった 1996 年と、すべての Windows XP SP2 に装備され、PC 単位でもファイアウォールがデフォルトでオンになる世界では、必要な技術が違うように思える。必要な技術は、2 つのネットワークを安全に分離しつつ、必要な通信を行える技術ではないだろうか。そしてそれができて、国や ISP がそれぞれ分散管理する、DNS のようなシステムの方が、セキュリティやプライバシーの重要度が高い現在の時流には合っている気がする。
IPv4 と IPv6 はいわゆるよくある「改良対作り直し」議論なのだと思う。既存のシステムに問題が出た時、作り直したいという感情は必ず起こる。しかし作り直しにコストや時間がかかる場合、作り直しが終わる前に改良で済んでしまう。それを長い間繰り返し、どこかで緩やかに作り直し側に遷移する場合もあるし、改良組が結局残る場合もある。
作り直し組の IPv6 がどうなるかはわからない。しかし、その結論はまだでない気がする。こういう議論には、結論が出る時期というのがある。その時期は後から見れば分かるが、前もってはなかなか分からない。近づいてくると予感のようなものがあることもある。しかし IPv6 に関してはまだ予感を感じない。まだ時期じゃないんだなぁ、という気がする。
Windows "Cairo" は作り直そうとして消えてしまったが、Windows XP は Windows 95/98/Me を後継した。IPv6 は、Cairo なんだろうか、XP なんだろうか。今はまだ分からない。そういう面白い時期にこの業界にいることを幸運に思って、行く末を見て行きたい気がする。

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2004.05.08

Outlook, Exchange, & RPC over HTTP

うちのメールサーバーは Exchange 2003 で、メールクライアントは Outlook 2003 だが、この組み合わせで使える「RPC over HTTP」はずっと使っていなかった。
ニーズがなかったので、というのが一番の理由だったが、最近外出が増え、またパートナーと連携するためにインターネット上に公開された SharePoint なども使っている。こうなると、メールを読むために VPN に入り、インターネットにアクセスするために VPN を切断し、というのが面倒になってくる。で、RPC over HTTP をセットアップしてみた。
いくつかつまずいたが、セットアップが完了してみるとこれがなかなか便利。P-in Free でインターネットにつなげれば Outlook は勝手に RPC over HTTP で社内のメールサーバーにつなぎに行ってくれる。今 VPN だっけ、とか考える必要がない。
仕事のパートナーの間では、Exchange も Outlook も使っている人が少ない。管理者が嫌がって、禁止されている、という人も少なくない。一度使ってみると、離れられないと思うんだけどなぁ。

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2004.04.26

PARC から Gmail

PARC から今の Windows への流れを作った人々の話が インターネット時代をリードできない「PC世代の限界」 にある。実際に彼らの功績を顧みて見ると、1970 年代に行われた彼らの研究から今の時代まで改良こそされ、革命が起きていないことが分かる。たとえば「created the first graphical word processor」の Charles Simonyi は MS Word の v1.0 を作った人で、Word のファイルフォーマットの基本はそこから変わっていない。
そして Gmail が新しい時代に踏み込み始めていることに激しく合意。実は私の周りでも、Gmail と Hotmail の違いについて認識が分かれる。Gmail が Hotmail の改良版であるのか、次の時代への第1歩であるのか、という点についてだ。
私自身でもまだうまく説明できないが、私は最初に デジタルARENAのレビュー を読んだ時、新しいものを感じた。1GB の容量、メールを検索されることによるプライバシー問題などばかりが取り上げられる Gmail であるが、根本的に異なるものを感じる。Hotmail を 1GB にして広告機能を付けて、UI を良くしただけではない。出発点が違う感じを受ける。
Google はどうしてこういうことがうまいのだろう。こういう風に発想の根本を変えなければいけない、と思っても、なかなかできるものではない。それが時代というものなのかもしれない。

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2004.04.09

Convertible Tablet PC

米国では 802.11g 対応になった 東芝 Dynabook SS M200 Tablet PC だが、国内ではいまだに気配がない。東芝のやる気のなさを感じる(笑)
M200 のような、ノートPCにもなり、Tablet PCにもなるのを Convertible と呼ぶ。
Bill Gates は数年後にはすべてのノートは Convertible になると言った。売り込みもあるだろうが、Bill Gates はほんとうにそう信じている気がする。僕個人としてもそうあってほしいと思うが、しかし残念ながらそうはならない気がする。
車で Convertible と言えばオープンカーのことだ。屋根を閉じることも、開いてオープンにすることもできるので Convertible。昔の Convertible は後ろのウィンドウがプラスティックだったり、幌のつくりが悪くて高速でばたばたしたり、いろいろと Convertible に乗ることの「コスト」があったが、今の Convertible はすごくいい。ハードトップを提供するベンツ SL/SLK やソアラはもちろん、ソフトトップもすごくよくなって気にならない。後ろのウィンドウがガラスのものも増えた。オープンは3台目になるが、今乗っている BMW 330ci Cabriolet は幌を閉じていればオープンということをほんとうに意識しなくてすむ。お金以外の「コスト」はほぼなくなったように感じる。
それでもオープンカーはやっぱりニッチだ。Tablet PC にも同じことが言える気がする。どんなに単価が下がっても、Tablet、そして回転機構のコストはゼロにはならない。すべての人が必要としない限り、特定の人しか買わない状況は変わらないだろう。
Bill Gates もそれを分かっていながら、願望としてそう言ってしまうのだろう。そして偶然か、車でも Convertible を買い続けている僕は、ノートも Convertible を今後も買い続ける気がしている。

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2004.04.02

XP SP2 Bluetooth

前述PLANEX USB Bluetooth アダプタ をデスクトップに付けていたが、Logicool MX900 Bluetooth Mouse にも充電器兼ハブが付いていたので、そちらに切り替えて、ドライバもマウスに付いてきた WIDCOMM のドライバに入れ替えていた。
その状態で SP2 を入れたところ、何も変わらず。MS のドキュメントにも「既存の Bluetooth ドライバスタックがある場合はそのままです」と書いてある。
そこで やはり SP2 を入れた東芝 Tablet PC Dynabook M200 に PLANEX USB Bluetooth アダプタをさしてみたところ、そのままつながって、MS の Bluetooth スタックが入った。すばらしい。HP iPAQ h2210 も他のデバイスとほぼ同じ UI だったので同じ WIDCOMM のスタックを OEM しているのではないかと思われるが、MS のはだいぶこなれてきている。
で、PLANEX USB Bluetooth アダプタをつないだ Tablet PC からデバイス検索をしてみたが、デスクトップは見つかるのにマウスは見つからない。きっと他の PC につながっている間は Discovery が動かないのだろう、と、デスクトップ側からマウスを切り離し、再検索すると、、、出てきた。接続したらちゃんとつながった。これで、USB アダプタをささなければならないとは言え、出先に MX900 Bluetooth Mouse だけ持っていけば、Tablet PC からそのまま使える。
Catkick2台のホストと1台の Bluetooth Mouse で疑問を投げかけているが、まあそういうことだ。家に帰ってきたら、Tablet PC からアダプタを抜いて、マウスの裏の「Connect」ボタンを押して、デスクトップ側のハブの「Connect」ボタンを押せば確認画面が表示されて再度デスクトップにつながる。
UWB のスピードは魅力だし、Wireless USB で USB の上位スタックを使えるのはさらに魅力であるが、それはまだ将来の話。とりあえずマウスとヘッドセットを無線にして、家ではデスクトップ、出先では Tablet PC につなぎたい、という私の希望は半分達成。ただし 前述の SP2 に含まれる Bluetooth Profile のリスト にはヘッドセットがない模様。ヘッドセットは持っていないので確認もできず。これは別に急いでいないので、まあいいいか。

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XP SP2 と 東芝 Tablet PC Dynabook M200

ダウンロード後も往生際悪く迷っていたのだが、結局入れることにした。今作っているソフトが IE に思い切り依存しているため、入れてみて動かない、となったら対応を余儀なくされるなぁ、と思っていたのだが、これはやっぱり対応しておくべきでしょう、という気持ちに傾いてきた。
で、まずは 前述 の東芝 Dynabook SS M200 Tablet PC にインストール。サブマシンから、というのもあるが、XP SP2 には Lonestar のコード名で開発中の Windows XP Tablet PC Edition 2004 が入っている。日本ではあまり記事を見ないが、英語圏の記事はすこぶる評判がよろしい。
さきほど入れ終わって、開発中のコードを軽く流すと、嬉しい事に一通り動くようだ。いや、よかった。
そして、Lonestar。少しペン入力をしてみた程度だが、これはかなりよい。入力パネルがぐっと使いやすくなり、精度も上がっているようだ。枠なしモードでの日本語入力にも対応するなど、なかなか気合が見られる。しばらく使ってみる気になった。
IE の強化についてはもうずいぶん記事が出ているので省略するが、とりあえず開発中のコードに仕事がどんと増えるわけではないことがわかったので、メインの開発マシンにも入れてきちんと使っていくことにして、今インストール中。Visual Studio .NET が壊れたらどうしよう。
自動更新も賢くなったようで、裏できれいに動いてくれる。そういえば当初 Windows Installer 3.0 が入る、という話だったが、その後あまり話を聞かない。セキュリティ中心になりすぎて話題に上らないだけだろうか。
ちなみに、サーバーが重くダウンロードもかなり遅かったが、インストールにもかなり時間がかかる。ベータではなくもうRC1なので、これは出荷版もこのままだろう。

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2004.03.31

XP SP2

英語とドイツ語だけかと思っていたら、日本語版の XP SP2 RC1 がいつの間にか出ていますね。

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2004.03.14

東芝 Dynabook SS M205 Tablet PC

前述 した 東芝 Dynabook SS M200 Tablet PC の WIFI 802.11g 版が米国で発表された模様。M205 という名前になるらしい。PC World (英文) から
遅かった。もう買ってしまった。Gateway みたいに Mini PCI カードのアップグレードしてくれないかな。

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2004.02.26

IPv6 訂正

IPv6 と NAT について少し訂正。まず Global Use アドレスを持つことに対して、おそらく ISP には追加コストはかからないので、有料にする必然はあまりなさそう。IPv6 に対する投資コストをどう回収するかだけですね。
それとファイアウォールの懸念はそのままなのですが、IPv6 NAT というものはなく、IPv6 NAT を通して IPv6 をどう通すか、という話を少し混乱して理解した模様。Teredo (英語) の話をきちんと理解していなかった。簡単に言うと Teredo は、IPv4 NAT の先にある IPv6 マシン同士を P2P で接続するための技術。NTT コミュニケーションズの m2m-x に近いような気もする。
なんだか要素要素は理解しても、頭の中で有機的につながっている感じがしない。技術者的に有機的に知識が働くためには、やっぱり使ってみないとだめなのかなという気もする。

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2004.02.25

Bluetooth in XP SP2

いつの間にか XP SP2 における変更点の文書 (英語) が更新されていて、Bluetooth の記述が入っている。2/20 更新というから、つい 5 日ほど前だ。
SP2 では、

  • PAN (パーソナル ネットワーク)
  • HCRP (ハードコピー印刷)
  • ダイアル アップ
  • HID (Host Interface Device と書いてあるが、おそらく Human Interface Device = マウス / キーボードなどの間違いと思われる)
  • Object push
  • Virtual COM ports
がサポートされ、Bluetooth コントロールパネルが追加されるとのこと。ヘッドセットがないのが個人的には残念。あと別筋からは、クラスドライバ化は行われないだろうとのこと。つまり、追加でプロファイルを書くのはあまり容易にはならないらしい。IDF で実際にチップまで動いている Wiress USB / UWB の方がどうも分がありそうな気もする。
ところで Windows の開発、特にネットワーク・IE 関連の開発をしているなら、英語ではあるが上の文書は読んでおいたほうがよい。XP SP2 ではセキュリティ強化のため、ある程度の互換性を犠牲にしても変更を入れる、という従来の SP では考えられない施策が取られている。
PC を使う側にとってもそうだが、ソフトを作る側にとってはより深刻に、安全にお金がかかる時代なのだ。

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2004.02.22

NTT コミュニケーションズ m2m-x

IPv6 Business Summit で NTT コミュニケーションズの実証実験 が展示された模様。あまり詳細は書いていないが、SIP を使った IP 電話と同じようなアーキテクチャで P2P を提供し、家電同士をつなごう、というもの。ネット家電と NAT については前に少し書いたが、この m2m-x は正しい方向だと思う。NAT やファイアウォール超えについての一つの回答で、SIP 的なアーキテクチャを取ることは現時点でのベストな解だと思う。
NAT / ファイアウォール越えの時にどうやって外からつなぐかの詳細は見当たらないが、その辺が IPv6 のみで動くトリックなのだろう。IPv4 NAT では構造的にできないような気がする。IPv6 NAT についてはまだ勉強不足でよく分からない。
プッシュ型配信や NAT の先にあるデバイスへの接続の話は実際に数件来ていて、そろそろ勉強しないとまずいのだが、、、

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2004.02.21

Intel の 64 ビット x86

先日 Intel の 64 bit x86 について少し書いた が、大方の予想通り IDF で発表された。2004 年第 2 四半期にはリリースするという。先日発表された新しい Pentium 4 である Prescott は、現状の Northwood の倍以上のトランジスタを搭載してるそうで、64 bit 拡張の基本部分は Prescott に入っているという見方は間違いがないだろう。
1999 年か 2000 年ごろには本気で取り組み始めていた らしい。取り組みの開始は思っていたよりも遅かったようだが、2004 年第 2 四半期と言えば最大で 4.5 ヶ月以内ということだ。これは思っていたよりも早い。Intel の危機感が感じられる。
HP, Microsoft, IBM が賛同 (英語) と言っているので、AMD に急速に追いつくだろう。

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IPv6 と NAT 越え問題

自分でずっと疑問に思っているのに誰も書いてくれないことの一つにこれがある。
情報家電にすべて IPv6 アドレスを割り振れば、NAT 越え問題が解決し、通信しあえる という話だ。
技術的に割り振れるだけのアドレス空間ができたところで、果たしてそうなるだろうか。
疑問の一つはセキュリティだ。うちでも時々ファイアウォールのポートを開けることがある。そうすると、即座に1日で10件程度のアタックが来る。だから、インターネットからアクセスできるPCの管理には非常に気を使う。すべての家電にグローバルアドレスが割り振られたところで、NAT やファイアウォールを外す気は少なくとも今のところは全くしない。
もう一つは費用だ。IPv4 のグローバルアドレスをもらうには、ISP にそれなりの費用を払う必要がある。IPv6 では無制限で無料にするのだろうか。無料でなければ、ユーザーはそれを負担するのだろうか。
IPv6 には期待はしているし、米国防総省のコミットなどもあるから普及する気はしているが、IPv6 推進派が「すべての家電にグローバルアドレスを」と言う度になんだか怪しい気がしてしまう。
グローバルアドレスを振ることは、NAT 越えを簡単にするわけではない。NAT をなくしましょう、と言っているわけだ。しかしそこに、セキュリティと費用の問題の回答は出ていない。
IPv6 と NAT 越えは別の議論でなければならない気がする。IPv6 はそのメリットがコストを超えれば普及するだろう。でもその時、NAT は残ると思う。少なくともファイアウォールは残る。自由な通信とセキュリティは相反する問題だ。
私自身はそれほど IPv6 に詳しいわけではないので、できれば IPv6 に詳しい人に、NAT 越え以外の IPv6 のメリットを教えて欲しいと思っている。
そして開発者としては、ネットワーク系の開発をする際に、IPv6 が使えたとしても NAT やファイアウォールを念頭に置いた設計を続けていこうと思っている。単一の解があるわけではなく、やさしいものでもないが、そうしなければいけない気がする。
こういう疑問を持っているのは私一人ではない気がする。上の記事のトラックバックにも セキュリティを気にする声 がある。これが IPv6 の不勉強による誤解であるなら、IPv6 に詳しい方に答えていただきたいものだが、、、自分で勉強しろということか。

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2004.02.19

Bluetooth 続きと UWB

Bluetooth に大きな期待 を書いたが、実はちょっと怪しげな雰囲気も流れ始めている。UWB (Ultra Wide Band) の標準化が遅々として進まないことに業を煮やし、MBOA が UWB SIG を旗揚げした。この記事はこれを若干ネガティブに捕らえているが、賛同者に Intel を含む相当数のメーカーが入っていることから、IEEE がやるよりもスムーズに進んでしまうかもしれない。2005 年に製品が出荷し、ドライバなどのサポートが順調に進めば、Bluetooth は厳しくなる。
まずスピードが違う。数百Mbps と、今の USB 2.0 程度のスピードが出る。次に UWB では上位層に USB, 1394 といった既存のプロトコルを載せる。チップの価格がどれくらいになるか分からないが、Intel がチップセットに載せてしまえば、USB のように一気に普及する可能性もある。既存のプロトコルが乗ればドライバの変更も小さく、かつ使い勝手もよくなるだろう。Bluetooth はドライバの不備と使い勝手の悪さを問題として持っており、これを解決できないうちに UWB が普及してしまえば将来はない気がする。この辺は、モバイルに最適化するためにゼロから再設計してしまった WML が普及し損ねて、HTML との互換性を保った i-mode の cHTML が普及したあたりに近い感覚がある。
とはいえ、今日段階では UWB は使えないので、とりあえず 5000 円ほどで PLANEX の USB Bluetooth アダプタ を買ってきた。使い勝手は大体想像通り、いまいち。圏内に入っても、手動で起動してやらないと接続してくれない。これは話を聞いていたので驚かなかったが、それにしてもいまいち。それでもないよりは便利。
意外だったのは、iPAQ h2210 の Bluetooth 設定ソフトがマイクロソフト製でなかったこと。CE 4.2 はプロトコルスタックとしては持っているはずだが、設定ソフトなどは持っていないのか。使い勝手の悪さはその辺にも起因しているのかもしれないが、きちんと作れば使いやすくなるのかどうか、そこまで Bluetooth プロトコルの知識がないので、、、結局マイクロソフトも様子見なのかもしれない。
DV でのみ 1394 が使われていて他が USB になってしまったように、2005~2006年あたりには携帯のヘッドセットだけが Bluetooth で、残りは UWB になってしまうかもしれない。
それでもとりあえず今のところ、コードレスマウスをノート PC につなぐのに Bluetooth がほしいんですけどね。

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2004.02.15

CE.NET or XP Embedded?

技術が進んだことで、分野間の壁がなくなってきていて、いろいろな判断が難しくなってきている。PC と 家電 もその一つだが、今私がコンサルティングしているところでは組み込み系 OS の議論が盛んになってきている。
Windows CE と Linux を検討していたところへ、XP Embedded も検討候補に加えるよう進言した。コストは上がるが、開発コストは下がる。短期に半分研究目的であれば最適解かもしれない。技術的には OQO のような XP 搭載 PC が作れてしまう。
CE.NET もばかにしたものではない。CE.NET の悲劇は、Pocket PC が CE.NET の全機能を含んでいないので、Pocket PC の機能をベースにみなが CE.NET を理解してしまっているところかもしれない。実は CE.NET の API はかなりのものである。この話はまた次回に譲るが、API だけで比べてしまえば CE.NET も XP に遜色ないものを備える。たとえば Pocket IE は貧弱だが、CE.NET は IE6 も持っている。Pocket PC が IE6 を省いた構成にしているだけだが、これは意外に知られていない。
しかし一番の問題は開発環境であろう。MFC, ATL, .NET と揃った XP に比べ、CE.NET は弱い。Compact .NET Framework はより小さいデバイスへ向かう方向のようで、組み込みで CE.NET を使うためにより .NET Framework に近い Compact .NET Framework というものはマイクロソフトのターゲットに入っていない模様である。技術的に見れば、マイクロソフト的にはそこは XP Embedded を使って欲しいということなのかもしれない。しかしハードやライセンスのコストも含め、XP Embedded と CE.NET の差は大きい。CE.NET なら Linux の競合になれるが、XP Embedded は精神的にも難しい面が多い。コスト面と機能面で Linux と渡り合え、開発環境が優れています、という組み合わせがないのが現状だ。
Visusl Studio .NET の次版である Whidbey では Compact .NET Framework の開発環境も拡充されるとのことだが、どこまでのものになるかは未発表のため詳細が不明である。これも調べが進んだらブロッグしてみたい。

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2004.02.06

HP iPAQ Pocket PC h2210

HP iPAQ Pocket PC h2210 を注文した。正直かなり GENIO e400 に惹かれていた。なによりあの薄さ。でも高い。価格はほぼ同じだが、GENIO はクレードルが別売。しかも Bluetooth が付いていない。Bluetooth が付いていたら、クレードルくらいの価格差でも買ったのに。東芝のBluetooth SD カード もあるが、1万円くらいするようだ。クレードルと合わせると2万円弱の価格差になってしまう。
GENIO e400 は Intel PXA 263 300MHz を使っているとのことだがこのプロセッサは見たことがない。調べてみると、PXA 255 系にメモリを直付けして薄くするためのプロセッサのようで、ベンチマークでは少し速い との噂もある。その分が高いのだろう。iPAQ h2210 は PXA 255 だが、400MHz 動作だ。速度としてはいい勝負ではないだろうか。
ほんとは キーボード付きの iPAQ h4350 が欲しかったが、日本では発売されない模様。残念。
一週間ほどで到着するらしい。Pocket PC 2003 は 2003 に比べてマイナーチェンジだが、ベースになっている OS が Windows CE 3.x から Windows CE.NET (4.x) に上がる。CE は 4.x になって割と大きく変わっており、プログラマーとしては楽しみな限りだ。

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セキュリティーと文化レベル

PCのセキュリティが問題になっており、Windowsにバグが多いとか、Linuxの方が多いとかという議論になっているが、どうも焦点がずれている気がする。
平和な村の時代には、家のドアに鍵はなかった。古代にはドアすらなかった。でも今は、ピッキング防止の鍵がしっかり付いている。泥棒に入られて、「この家は鍵が弱いから悪い」と政府が鍵メーカーに言うだろうか? 文化人類学の専門家ではないが、ある程度以上の文明には犯罪が付いて回るもので、犯罪者はゼロにはならないという前提で、家の鍵のような各個が行う犯罪防止と、警察のような公的な防止機構とが必要になってくるものなのではないだろうか。
PCは、村の時代を過ぎてしまった。それはさびしいことではある。現代でも都会に犯罪が多いことを嫌がる人が多いと聞く。しかし残念ながら後戻りはできず、またインターネットには都会も地方もない。
だから、犯罪者がいて、泥棒に入られる可能性がある前提で考える必要があると思う。
マイクロソフトの動きはその考えを感じさせる。Windows XP SP2でパーソナルファイアウォールがデフォルトでオンになる。RPCも制限される。これらの取り組みが家の鍵になるのだろう。Linuxはまだそれほど多くの攻撃を受けていないのでその辺の歩みは遅い。しかし数が増えれば攻撃を受け、同じ対処をしていくだろう。
警察としての機構も少しずつだができていくだろうが、こちらの方が歩みは遅いかもしれない。公的立場の方々の多くの意見がWinodwsの脆弱性についてしか語っておらず、Linuxにしても何も変わらない事に気が付いていない。脆弱性の問題ではなく、PCの文化レベルの進化過程なのだ。
犯罪者をしっかり検挙し、最低限のフィルターをIXやISPレベルで行う。村にだって自衛団や消防団ができるのだ。ISPだって法律を待たずにフィルターを入れるべきだと思う。@nifty でもスパムフィルターを始めたよう に、ISP でのフィルターはやっと市民権を得始めた気がする。まだ足りないと思う。ISP はある種水や電気のような公共サービス的な側面を持つと意識して、そのサービスを受ける市民の安全のためにより必要なフィルターを入れていくべきだろう。
ISPによって差は出るだろう。NYと東京の犯罪発生率が違うように。それはそれでかまわないと思う。努力の足りないところは淘汰されていくだろうから。より安全な地域があるように、より安全なISPもありえると思う。

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2004.01.31

64ビットとx86 everywhere

最近になって64ビットPCが必要になる場面が増えてきた。そのほとんどはメモリ容量の問題だ。今の32ビットx86ではプロセスあたりのメモリ空間が4GBに制限される。このうち1~2GBをOSが使うので、アプリが使えるのは2~3GBだ。大きなシステムのDBサーバーとしてはこれは心もとない。
だがItaniumを採用する気にはならない。AMDのx86 everywhereに強く惹かれる。Itaniumは将来おそらく、Intelの失敗の一つとしてリストアップされるだろう。8ビットから16ビット、そして32ビットへ遷移する時も、RISCが激しく追撃してきた時も、Intelが勝つことができたのはx86に固執したからだ。Intelはそれを忘れ、64ビットではItanium、組み込みではXScaleと3つのアーキテクチャラインを出している。
AMDはIntelのこの失敗を冷静に見据え、64ビットから携帯・組み込みまでx86アーキテクチャにする、という「x86 everywhere」戦略を取った。Opteronの今の成功はこの戦略が正しいことを示している。
しかしIntelは今までの失敗の時にもあったように、社内的には複数の選択肢を平行で開発しているのだろう。そしてどこかの時点で64ビットx86を出してくると思っていた。それが遅ければ遅いほど、AMDにとっては逆転のチャンスだ。
しかしそれは私が思っていたより早そうだ。インテル、64ビット戦略を変更--新「CT」チップでOpteronに対抗 の記事では、Intel製の64ビットx86を2月半ばにも公開するらしい。チップのリリース時期はおそらくその発表を待たなければならないが、今年の後半には64ビットの開発環境が揃う。Windows がItanimumとOpteronで走り、.NET Framework の64ビット版もリリースされる。それに間に合うなら、このCTチップはOpteronの強敵となろう。
それに間に合わないとなると、最初の数年はItaniumが大幅に落ち込み、Opteronの独り舞台となるように思える。
上の記事では、Itanimum対CTとなっているが、その図はありえないと思う。Itanimumには将来はない。Opteron対CTになるだろう。そしてそれはIntelの初動ミスにより、32ビットのIntel対AMDとは逆の図になるかもしれない。

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2004.01.29

Windows キーと ThinkPad

IBM のタブレットPC の写真を見たら、LG と共同開発のせいか、どうも ThinkPad キーボードではないらしい。ThinkPad キーボードでない IBM のノートに意味があるのだろうか、と思うくらい、ThinkPad のキーボードはすばらしいと思う。ノート PC を買うたびに、キーボードで選ぶか、他のファクターで選ぶか迷う。キーボードで選ぶなら ThinkPad。でもこのタブレットPCはだめかも。。。
ちなみに ThinkPad のキーボードにひとつだけ不満がある。Windows キーがない。
人に言うと、「Windows キーなんて使わない」と言われる。スタートメニューを出すために使ったことはないが、ショートカットを覚えるとこれが意外に使えて、かつ意外にみんな知らない。よく使うのは

  • Win + R―[ファイル名を指定して実行] を開く。

  • Win + D―デスクトップを表示する。

  • Win + E―マイ コンピュータを開く。

  • Win + L―コンピュータをロックする(ユーザーを切り替える)。

1日に1回は使う。プロ指向のノートである ThinkPad が Windows キーを実装してくれないのは非常に残念。

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2004.01.28

MS-IME のナチュラルインプット

MS-IME 2000あたりから、Office と組み合わせて使う時には「IMEスタンダード」と「ナチュラル インプット」を選べるようになったが、気が付くと変わっていたりしてかなり不快だだった。が、どうもこれは使い方によるらしい。
ネタを先に書いてしまうと、Ctrl + Shift キーで切り替わるようになっている。Outlook で受信トレイを表示するのが Ctrl + Shift + I なので、私にとっては勝手に頻繁に切り替わってしまう。

  1. IME のツールバーを右ボタンでクリックして [設定...] をクリックします。

  2. [基本設定] グループの [キーの設定] ボタンをクリックします。

  3. [入力言語のホット キー] グループの [キー シーケンスの変更] ボタンをクリックします。

  4. [入力言語の切り替え] チェック ボックスをオフにします。

  5. [OK] ボタンを3回クリックしてすべてを閉じます。

これで直る。私にとっては新しいPCを使うたびに必ず一度やらなければいけない設定のひとつ。聞いていると意外にこれで困っている人は多い気がする。

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IBMのTablet PC

IBM の Tablet PC の写真 が出ている。LGと共同開発している模様。
ThinkPad はキーボードがいいし、Bluetooth も標準みたいだからかなり魅力だけど、画面が XGA のようだ。XGA と SXGA+ の違いは大きい。やっぱり 東芝 M200 かなあ。

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2004.01.20

DELL PowerEdge 600SCの盲点

10万円で500GBファイルサーバー で購入した DELL PowerEdge 600SC だが、メモリを増設しておこうと思ったら、なんと今時 ECC メモリだった。新宿周辺ではバルクが手に入らず、メーカー品 512MB で 25,000 円。高っ。しかも入手困難。
Google で探してみたら、600SC の新しい BIOS では PC-2100 non-ECC DIMM に対応しているはず、とのポストがあったが、DELL の BIOS Update ページには明記していない。古いチップセットなので仕方ないか。

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2004.01.18

東芝 Dynabook SS M200 Tablet PC

東芝 Dynabook SS M200 Tablet PC がかなり欲しいのだが、気になる点がいくつかあって注文まで至っていない。
米国版 には Blutooth が $50 でオプションなのに、国内にはオプション設定がない
②米国版では 802.11g のオプションがあるのに国内にはない
③米国版ではドックのオプションがあるが、国内では「1月中旬以降」と書いてある
Bluetooth については前に少し書いた がこれから徐々にブレークしていく感じがするので、USB ポートに出っ張りを挿すよりはノート PC に内蔵しておいて欲しいという感が強い。デスクトップなら USB に挿してもいいが、ノートだとそのうち壊しそうな気がする。
802.11g については Centrino ブランドにこだわっているのかもしれない。Intel のマーケティング戦略があたって、Centrino ブランドはノート PC 購入者がかなり気にするブランドとなった、という記事を読んだ記憶がある。802.11g の Intel チップも出荷された ようなので、ますます現時点で 802.11b だけで買う気にはなかなかなれない。この価格帯のノートだったら2~3年は使いたい。その頃には 802.11g の方がずっとメジャーになっているだろう。
Tablet PC は米国でそこそこの成功を収めたが国内ではまだまだと聞いている。そのために国内ではオプションが少ないのだろうが、現時点で Tablet PC を買うのは業務向けか、私のような新し物好きだけであろう。オプションがコスト的に難しいなら、ターゲットはそういうユーザーであることが見えているのだから、標準にして付けておいて欲しかった。
このまま待つか、米国版を買ってしまうか、諦めて買ってしまうか、、、悩ましいままもう2ヶ月も経っている。

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2004.01.14

Wrist.Net

SPOTというコード名でマイクロソフトが開発していた腕時計が米国では発売になった模様。FossilMSN Direct などにページができてる。早々と 基板の写真 まで公開。以前のニュース によればシチズンもパートナーに入っているので、日本でも出ないかなぁ。FM受信なので、ハードは作れても、コンテンツが難しそう。
知っている人が意外に少ないようだがこのSPOT、TinyCLRという.NET Frameworkの機能縮小版をそのまま実行するチップが乗っているという話。CLRというのは、Javaで言うVMのようなもの。なんだか面白げである。
Windows CE ベースの携帯電話 SmartPhone も日本ではちっとも出る気配がない。日本の独自仕様の多さと政官にがっちり守られた領域で売り込みに苦労しているのか。
絵文字などの日本独特の小技はもちろん日本の携帯の方が得意だが、Outlook ときれいに同期してくれて、ミーティング中は自動的にマナーモードになるなど、PC 中心の生活を送っている私にとってはかなり理想の携帯なんだけど、市場が見込めないのかなぁ。

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ソフトウェアRAIDのパフォーマンス

構築したファイルサーバー のソフトウェア RAID のパフォーマンスを HDBench で調べてみた。

ミラー Read: 57462 Write: 16587 Copy: 3840
RAID-5 Read: 83933 Write: 25005 Copy: 2704
ストライプ Read: 66149 Write: 36596 Copy: 4746
ミラーとRAID-5を比べて、ReadもWriteもRAID-5の方が速いのはよかった。RAID-5はパリティを計算するので書き込みが遅くなるが、複数ディスクにデータを分けて保存するのでその分速くなる。合計して速くなるのか遅くなるのかは構成などにもよるが、とりあえずこの構成であればミラーよりも速いらしい。ReadもWriteも速いのにCopyが遅いのはなぜ? という疑問が残るが、まあよしとしよう。ちなみに別のマシンになるので条件は異なってしまうが、ソフトウェアRAIDを組み込まない普通のIDEドライブでも計ってみた。
Read: 14245 Write: 15027 Copy: 3968
ソフトウェアRAIDは遅いと言われるがそれはハードウェアRAIDと比べた時の話であって、RAIDなしの構成よりはだいぶ速いのが分かる。ちなみにファイルサーバーなので、ネットワーク経由でも計測した。Giga Bits (1000M) Ethernetでハブ1台経由の構成。
Read: 52810 Write: 1290 Copy: 1044
書き込みとコピーはだいぶ遅いが、読み込みはローカル接続のIDEディスクよりも速い。100Mbps Ethernetの上限を超えて転送しているのが分かる。かなり満足。これでしばらくはディスク容量に悩まなくてすむだろう。

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10万円で500GBファイルサーバー

500GBファイルサーバー計画 で購入した DELL PowerEdge 600SC が届いた。税込63,315円。ハードディスクが MAXTOR DiamondMax Plus9 6Y160L0 (160GB) x 4を購入して税込46,032円で、合計109,347円。Windows Server 2003のライセンスは別のPCで使っていたのを移動。

C: 10GB ミラー
D: 428GB RAID 5
E: 20GB ストライプ

で構成。2時間位かけてフォーマットがようやく7%終わったところ。
500GBにはちょっと足りないが、フォーマットが終わったらHD Benchで性能を測ってみたい。

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2004.01.10

家電 vs PC

家電 vs PC戦争が熱を帯びてきている。PC中心のネット家電、年内に日本展開 マイクロソフト などで報じられているが、ちょっと見方が違うのではないだろうか。
「日本勢はパソコンがなくても家電だけで用が足りる戦略を進めている」というが、その家電にはLinuxが入っていたりするのである。中身は一緒。
今日現在箱はずいぶん違う。家電は家電。PCはPC。でも Windows Media Center Extender の写真 とか、X-Box をクライアントにできる、とか考えると、同じような箱になっていくのはもう自明。
だからこれは「日本の家電メーカー対マイクロソフト」の図であって、数年前に騒がれた「家電対PC」ではないのだと思う。
いや、それもちょっと違うかも知れない。マイクロソフトはきっとハードウェアは出さないだろう。「Linuxをベースに個別独自開発を続ける日本の家電メーカー対マイクロソフトと提携する欧米・中国・韓国・台湾・他すべての家電メーカー」という図が正しいのかもしれない。この図で見るとずいぶん分が悪そうだ。SONYと松下が互換性を取らずに開発を続けていれば、それはNECと富士通それぞれの独自OSがMS-DOSを搭載した国外パソコンに負けていった図を連想してしまう。
誤解しないでほしいが、私はSONYの大ファンである。勝ち続けてほしい。しかしここのところ、日本政府を始めとして感情的なマイクロソフト除外運動が広がっていることには大きな懸念を持っている。総務省が特定OSを推すのは構わないが、その先にほんとうに日本メーカーの発展が広がるための戦略を持っているようには見えない。戦略があり、そこに勝機があり、だからLinuxならよいけれど、そうは見えないから心配だ。
東アジアで見れば、中国も感情で走る危険をはらんでいるが、台湾・韓国は冷静に戦略と勝機を見出すだろう。消費者が買うのはよい製品だ。中がマイクロソフトでもLinuxでもどちらでもよい。他国の製品に勝る製品を出すためのLinux戦略であれば諸手を挙げて賛成するが、少なくとも今日時点ではとてもそうは見えない。今日時点でそういった視点が見える話をしているのは、何度もリンクして恐縮だが SONY の久多良木氏 だけのように思える。
純国産を目指すのも結構だが、時代はボーダーレスの協業だと思う。最終的にSONYや松下のロゴが付いた家電が売れるかどうかが問題であって、中にマイクロソフトのコードが入っているかどうかは問題ではない。どちらにせよ、国外の部品だって使っているのだ。
と思うのだが、そういう意見ってあまり聞かないね。思っている人が少ないとは思えないのだけれど、言ってはいけない雰囲気なのかなぁ。

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Bluetoothってどうよ?

最近ちょっとほしいな、と思い始めているけど、日本のメーカーの製品は減ってきている感じ。ユーザーがほしいと思い始めるタイミングと、メーカーが普及すると思うタイミングにずれがある気がする。
少し前まではメーカー側が標準装備とかにしていて、ユーザーは「何に使うんだ?」という感じだった。そろそろヘッドセットとか、マウスとか、「あるといいかな」と思い始めてみたら、対応機種が減ってきている。調査したら「何に使うんだ?」とか言われて外し始めたのかもしれないけど、個人的にはそろそろほしくなってきた。
携帯で数機種対応していたのがあったけど、その後減る一方。今ちょっと注目している 東芝のタブレット PC Dynabook SS M200 では、海外モデルは $50 のオプション設定があるけど、日本ではオプションそのものがない模様。前のモデルは標準装備だった。
外でノートを使う時、ちょっとまじめにマウスを使うとなるとタッチパッドは使いづらい。Bluetoothマウスなら、かばんから出せば使えるなあ、と思ったらほしくなった。
携帯も、今年から来年当たりにBluetoothがヘッドセットとともに復活する、という記事をどこかで読んだ。ヨーロッパではずいぶん普及しているけど、なぜか日本のBluetooth携帯はヘッドセットに未対応。PCとつながるだけ。
Bluetoothのマウスとヘッドセットを買って、ヘッドセットはPCでも携帯でも。そんな生活がしたいなぁ、と思って、Dynabook M200の購入をちょっと見送っている。東芝さん、日本でもオプション設定してください。

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2004.01.07

500GBファイルサーバー計画

SOHOのうちの会社では、古くなったPCにディスクを増設して作ったファイルサーバーがいくつかある。その残り容量が不足気味になってきたので、複数のファイルサーバーの管理の手間を軽減する意味も含めて1台のファイルサーバーに集約しよう、という計画が持ち上がった。
とは言え、SOHO。予算がたくさんあるわけではない。人数も少ないので、IDEのソフトウェアRAIDで組めば安いのではないかということで調査を開始した。
目指す容量は400~500GB。この容量になるとミラーリングはちょっとつらい。ミラーリングは倍の容量が必要になるので0.8~1TBのディスクが要る。できればRAID-5で組みたい。RAID-5は、3台以上のディスクを使って、その内の1台をパリティとして使うことで、n台だったら(n-1)台分の容量を確保しながら、1台までのディスク故障でも内容が保持される。400~500GBだったら、10GBをシステムに使うとして、

  • (160GB - 10GB) x (4 - 1) = 450GB
  • (250GB - 10GB) x (3 - 1) = 480GB

ちなみにWindowsのソフトウェアRAIDではシステムはRAID-5にできないので、それぞれのドライブから10GB引く必要がある。
通常のPCだとIDEは4台までだしHDDベイもせいぜい3台までだが、DELL PowerEdge 600SC は3チャンネル6台のIDEドライブが接続できて、HDDベイも4つある。最小構成ならOSなしで52,800円、Windows Server 2003を入れて137,800円。
メモリやHDDはDELLで買うよりバルクの方が安い。ASCII24 Akibaニュース によれば、160GBが15,000円を切っているみたいだから、4台買っても合計で20万円を切る。Windows Server 2003のライセンスを持っているなら、OSなしの構成で12万円。
Pentium 4をやめてCeleronにすればさらに安いようだが、あまり大きくは変わらないし、ソフトウェアRAIDを使うのでこの構成でいいかと思い始めている。ちなみに昔はファイルサーバーのCPUなんてなんでもいいと思っていたが、これが結構影響がある。もちろん、IDEでしかもソフトウェアRAIDだったら当たり前だけど、そうでなくても割りと影響がある。キャンペーン価格のせいもあるが、6,000円しか違わないならPentiumの方がいい。
とりあえずPowerEdge 600SCを注文。1~2週間で来るだろう。ミラーリングと比べてRAID-5がどれくらい速くなるか(一般にRAID-5はミラーリングよりも読み込みが速く、書き込みが遅いと言われる)、組みあがったら調べてみたい。

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